氷川キャンプ場でパックラフトキャンプ

linton

2021年03月09日 23:36

2021年になり既に3月。。

今更感満載ですが、2020年の晩秋に行ったキャンプのレポをまとめました。

緊急事態宣言も延長されてますし、せめて思い出キャンプに浸りたい(笑)

そんなこんなではじまりはじまりー。





2020年の11月末。

東京都奥多摩にある氷川キャンプ場へ、ソロでバックパックキャンプに行ってきました。

そして今回は、前々から興味があった "パックラフト" を導入してのキャンプです。


パックラフトというのは空気で膨らませて使用するボートです。

見た目はゴムボードみたいだけど、素材はゴムではなくもっと丈夫な素材で出来ており、

技術と経験があれば激流下りも可能な乗り物です(私には無理ですが^^;)。

重量も2〜3kg位なのでキャンプ道具と組み合わせてバックパックでの持ち運びが可能です。







実はこの "パックラフト" に関しては以前から興味があり、

ここ一年ほど、川下りしながらのキャンプを妄想する日々でした。

調べてみると、とりあえず関東でも川遊び出来そうな場所がいくつかある様なので

2020年の9月に個人輸入で購入に踏み切ったのです。

ただ、コロナの影響もあり届いたのは秋も終わりの11月、、、

そんなこんなで、すっかり寒くなった奥多摩で川遊びデビューとなったのです。







今回の荷物のうち、左下にあるブルーのがパックラフト本体一式。

私の購入したパックラフトの重量は約2.6kg。UL装備からしたらまーまーかさばるのですがパッキング可能です。

ただ、ボート本体以外にPFD(ライフジャケット)、パドルなど(急流ではヘルメットも)が必須アイテムとなり、

特にPFDはパッキング方法になかなか悩むところです。







普段は荷物を外付けしないのですが、今回はPFDを外付けにしました。

バックパックはいつも使っている "OSPREY" のジーニス88。







そんなバックパックを担ぎ、バスと電車を乗り継いで都内から奥多摩駅へ。

氷川キャンプ場は奥多摩駅から徒歩5分位の場所です。

以前は駅近くにスーパーがあったのですが、閉店してしまった様子。

肉屋や八百屋は近くにあるので、ある程度なら購入可能です。







都内では川幅が広くノンビリ流れるイメージの多摩川ですが、

奥多摩まで来ると渓谷って感じで水もかなり綺麗。

テンション上がります。







そんなこんなで氷川キャンプ場に到着。

受付を済ませ、テントを設営します。

今回はキャンプ場内の上流側サイトにしてみました。

私的に、氷川キャンプ場は上流側の方が空いているイメージがあるのですが、

こちら側は山の影になって日が当たりにくく、冬は寒いです。

今回のテントは "NEMO" の "hornet 1P"。

いつものキャンプ装備と比べて荷物が多いので

テントはちょっと小さいですが軽量化を重視してのチョイスです。







マットは "NEMO" の "TENSOR"、シュラフは "mont-bell" の "ダウンハガー#2" にしました。

もうすっかり冬って感じなので、夜はどの程度冷えるか楽しみ(笑)

テント設営後、軽く昼食を済ませます。








昼食後、パックラフトを担いで”白丸湖”まで40分かけ遊歩道をのんびり散歩。

白丸湖は、氷川キャンプ場の下流にあるダム湖。

流れもなく穏やかで、初心者カヌーイストの練習にぴったりです。

出艇場所は何箇所かあるようですが、今回は白丸駅直下の国道脇にある階段からアプローチしました。



ホントはキャンプ場から白丸湖までパックラフトでくだってしまえば良いのですが、

なんせ初めてですし川の様子がわからないので今回は徒歩で行くことにしました。

安全第一^^







到着後、専用のポンプサックでパックラフトに空気を入れ、湖面に浮かべます。

波ひとつない静かな湖面はエメラルドグリーンでとても綺麗。








近くのカヌースクールなどもよく使用している様で色とりどりの艇が浮かんでいますが

パックラフトは圧倒的少数派。今回は2艇ほどしか見かけませんでした。







そんなこんなで湖面に浮かべたパックラフトに乗り込み出艇!

当たり前ですが、ちゃんと浮かんでいることに感動(笑)









とりあえず上流側へ漕ぎ出します。

ちょっと進むと川幅も狭まり、渓谷っぽくなってきてました。楽しい^^

遡上しているのですが流れはほとんどないので、パドルで漕いだ分だけちゃんと進みます。

でもまあなんせ人生初めてのパドルスポーツなので、

とりあえずは慣れるまで練習です。







しばらく漕ぐと湖から川へ変わり、流れが強くなってきました。

上陸できる場所を見つけて、ちょっと休憩したり写真撮ったり。

誰も見てないので、三脚立てて自撮りしたり笑

20分ほど遊んだのち、下流側へ引き返します。







パドルにGoProを取り付けて写真を撮ったり(笑)

パックラフトに乗っていると撮る写真がかなり制限されるので工夫が必要ですww


のんびり川を下り、1時間ほど白丸湖で楽しみました。

その後は出艇場所に帰還し、再びパッキング。

帰りは白丸駅から奥多摩駅まで電車で戻りました。

こーして今回の最大ミッション、

パックラフトデビューは無事完遂出来たのでした^^







氷川キャンプ場に戻りテントに帰還後は、飽きもせず再びパックラフト!

漕いでるだけでも楽しいのです(笑)

目の前の川で遊んだりしながらぼちぼちと食事の準備に取り掛かります。







お肉焼き焼き。

よーやくちゃんとした食事です。

キャンプらしくなってきましたよ(笑)







食後はお湯を沸かしてコーヒータイム。

まったりのんびりです。







いつの間にか日も落ちて冷えてきました。

ちなみに氷川キャンプ場は直火OKです。

ただでさえパックラフトで荷物が増えているので、焚き火台が必要ないのは助かります。







のんびりお酒を飲みながら、夜の撮影タイム。

いつまで撮ってても飽きません(笑)

写真大好き^^







そんなこんなで奥多摩の夜が更けてゆきます、、、

おやすみなさい。。










翌朝、、

日の出とともに起き出します。

日の出といっても今回設営したこのポイントは山の陰になり、日があたらないんですけどね^^;

とりあえず焚き火で暖をとり、コーヒーをいただきます。







その後はのんびり朝ごはんの準備。







アサリの缶詰をあけて、

しいたけ、ネギなどと一緒に炊き込みご飯を作りました。

間違いない味です^^







朝食の後、本日もパックラフトです。

今日は氷川キャンプ場より上流側へ行ってみます。







氷川大橋のある吊り橋付近から川へ降りられるポイントがあります。

この辺りもとっても雰囲気良いです。

ここから上流側にちょっとだけ瀬があったので、何度も川下り気分を楽しみました。







1時間ほどパックラフトで遊び、その後は氷川キャンプ場までダウンリバー(笑)

あっという間にのサイトへ到着し、自分のテント近くで上陸しました^^

楽しかったー!







今回のパックラフトキャンプで試してみたかったことは一通り出来たので大満足でした。

その後は装備を乾かしながらお昼ご飯の準備。







お昼は大好きなカルボナーラ^^

キャンプって自分の好きなものばかり食べちゃいますよねー。







お腹も満足したら、のんびり後片付けして撤収です。


今回はパックラフトメインのキャンプでしたが、とても楽しめました。

というか、こんなに冒険心でワクワクしたのは久しぶりでした^^

しばらくは近場でパックラフトの練習したり、習いに行ったりしながら

もうすこし暖かくなってきたら紀伊半島や四国に行きたい。

そしてパックラフトのダウンリバーキャンプ!

妄想が膨らみます(笑)


おしまい!




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