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SOKO-KASHIKO

写真大好き。キャンプ、自転車、旅などなど。

パックラフトで古座川・小川をダウンリバーキャンプ(後編)

   

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1日目の続き。



古座川・小川ダウンリバーキャンプの後半です。







2日目の朝。

この季節、午前4時を過ぎると空が明るくなってきます。

気温が絶妙にちょうど良く、羽織ったシュラフが気持ちいい。

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しばらくテントでゴロゴロしつつ、外へ出る。

だれもいない川で迎える朝。。





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お湯を沸かしてコーヒーを飲み、朝食をいただく。

こんなにノンビリした朝は久しぶりだ。





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朝食後、荷物をパッキング。

今日は朝からバス移動で、小川上流へ向かうのだ。





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明神橋のたもとから地上へあがり、近くの "保健福祉センター" へ徒歩移動。





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ここから9時29分発のコミュニティバスで "滝の拝" へ向かいます。

バスに乗ったのは自分一人だけ。貸切状態。

運転手さん曰く、「今日のお客さんは兄さんひとりだけやで〜」だって笑





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運転手のおじさんは、途中で友達(?)の家にスポーツ新聞(阪神勝利の記事らしい)を届けたり^^

軽快トークに軽快ドライブで進みます(笑)

そんなこんなで10時頃 "滝の拝" に到着。






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"滝の拝"

奇岩の中に川が流れる不思議な景色。。

一枚岩といい、滝の拝といい、珍しい景色が気軽に登場する和歌山のポテンシャルがすごい笑


道の駅 瀧之拝太郎(平日はお休みでした)で、トイレ(ウォシュレット完備)を済ませ、

飲料水を確保し、出艇準備を整える。





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二日目の出艇。

ちょっとだけ川を遡り、滝の近くまで行ってみます。





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本日の小川は水が少なく、ライニングダウンやポーテージが多くなることを考えて

荷物の半分くらいはすぐに背負えるようにバックパックに入れフロントに置いておきました。

でもま、この作戦は大失敗^^;;

一応防水のバックパックですが、ボトム部分は時間と共に浸水し、中の装備はそこそこ濡れる結果に。

パックラフトのフロアには多少なりとも水がたまるので、まー当然です^^;

せめてバウのチューブにくくりつけるようにしておけばきっと違いましたかね。

濡れてもダメージの少ないものを入れておいたので致命傷ではありませんが、勉強になります。

あと、結果的に荷物を担ぐほどのポーテージもありませんでした。





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滝を見たあとは下流に向かって出発です。

水はさすがにめっちゃ綺麗!

良さげな淵があるたびに三脚セットで写真を撮るため、なかなか先にすすみません^^;;





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なんかもー、漕がずに浮いているだけで満足です^^

こんな時間の使い方はじめて笑





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先を急ぐ旅でもないので、

好きなだけ写真を撮りながら少しずつ川をくだっていきます^^

川下りに来た、とゆーより、

川下りの写真を撮りに来た、という方が正解ですw





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ちょっとした瀬もありますが、

難易度的な問題以前に、水量が足りずボトムを擦って大変、といった感じです^^;

そんなこんなで漕ぎくだり、やがて今回の旅の核心部 "柿太郎廻り" へ。





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人里から離れたこの区間は、まさに川旅ならではの秘境。

今回の旅は、ここへくるのが目的と言っても過言ではありません。





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気に入った河原があれば上陸して休憩したり、泳いだり、写真撮ったり。






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そんなこんなで全然先へ進まないので、このあたりでテントを張ることにします。

正直どこも一等地なので決めかねてしまいますが、「Don’t think. FEEL!」です笑





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そーと決まれば早速テントを設営。

とっとと準備し、のんびりすごします。





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荷物を展開し、キャンプの準備。

といっても大した荷物じゃありませんが^^;





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とりあえず食事の準備。





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ご飯を炊いてフリーズドライの夕食です。

初日の夜以降、しばらく肉や野菜はありません。





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食後、日が傾き涼しくなってきたら、上着を羽織ってノンビリ。

暗くなるまで読書タイム。

もちろん "野田知佑" さんの本です笑





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夜は更けてくれば星空撮影タイム。

好きなことだけして過ごす、至福の1日が終わります。。









ー3日目ー


今日も天気が良さそうです^^

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本日もこのまま小川をくだり、

とりあえず古座川との合流地である明神橋を目指します。





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朝食準備。

朝からパスタをいただきます^^





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日がのぼってきましたが、まだ時間も早いので出発までのんびり過ごします。

三脚に載せたカメラはインターバル撮影で放置し、自分は水遊び^^

普段の生活で、ホントに一人の時間てなかなか取れないから、

今回の旅は自分にとって貴重な充電期間になります。。





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そんなこんなで柿太郎での素敵時間を過ごし、名残惜しいけど準備を整え本日も出艇です。

昨日の失敗を踏まえ、ザックの荷物はカーゴフライへ入れ、

フロントにはバウバッグをセット!





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相変わらずの水の綺麗さよ。。





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"柿太郎廻り" を抜けると、久しぶりに道路や人工物があわられます。


この日の小川は非常に水位が低く、ライニングダウンかなり多めです。

水が綺麗で気持ちいいから苦になりません、、と書きたいところですが、

流石に水量少なすぎです^^;;





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そんなこんなで漕いだり歩いたりを繰り返し、やがて古座川と合流。

2日前にテントを張った明神橋のキャンプ地までくだってきました。

そのまま上陸してテントを張ろうかと思いましたが、まだ少し時間があったので

さらに2kmほど下流の、少女峰対岸のキャンプ地まで行ってみることにしました。





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ここから下流は、今までの山間を流れる川というイメージとちょっと変わり、

空がひらけ、平地におりてきた感じがします。





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明神橋からしばらく漕ぎくだり、少女峰対岸の河原で上陸。

この河原にもトイレがあり、キャンプ適地とされています。


また、ここから徒歩圏内に "南紀月の瀬温泉ぼたん荘" があるので、

一旦荷物をパッキングし、温泉に入ることにしました。

川旅しながら温泉に入れるなんて、サイコーですね!

3日ぶりのお風呂でさっぱりした後、併設の売店でビールを購入。

テンション上がります^^


普通に考えれば、このまま近くの少女峰対岸の河原でキャンプなのですが、

自分的には明神橋のキャンプ地の方が好みな感じです。

なので、ちょっと迷ったけど30分かけて徒歩移動し、明神橋まで戻りました。

この時点で18時半位だったのですが、

もっと早い時間ならコミュニティバスで明神橋まで戻ることも可能です。





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ビールを持って明神橋に戻ると、

河原にワンポールテント&パックラフトの先客がいました^^

お話しすると、僕と同じく本日小川をくだってきたとのこと。

すでに19時近くちょっと薄暗くなってきたので

お話ししながらとりあえずテントを張り、キャンプ準備を済ませます。





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テント設営。この旅最後のテント泊です。。

買ってきたビールを飲みながら食事を済ませ、

夜は写真を撮り、そして眠りにつきます。。







ー4日目ー


最終日の朝。

朝といっても、まだ4時です^^;

日がのぼる前、鳥の鳴き声が聞こえ始めると同時に起き出します。

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写真を撮っていると、ワンポールテントの方に声をかけられ(こちらも超〜早起きですww)、

朝ごはんをご馳走になりました(まだ4時半ですがww)

野菜とソーセージの炒め物やマフィンなどなど。

この3日間ほどドライフード系ばかりだったので、めっちゃ美味しい^^

カラダにしみわたります。。

食事をしながら話が弾み、9時頃までずっとおしゃべりしていました笑

その後、各々自由な時間で出発の準備。

ワンポールテントの方が先に出艇していきました。





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僕はもう一度朝ごはんを食べ(なんせ1回目の朝食が4時半ですから笑)

のんびり準備を進めます。

今日はこの後、5km先の古座川河口まで漕ぎくだるだけ。

気分的になウイニングラン。最終日を楽しみます^^




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11時、準備を整え出艇。





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前日までの山の中の景色とは異なり、空はひらけ雰囲気が変わる。

空気と風が変わり、海が近づいてきているのがわかります。。

同時に海風が強まり、かなりの向かい風の中を進むことになります^^;




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軽く苦行のような向かい風の中、

来る時に乗ってきた紀伊本線の橋を越えていくと

いよいよゴールが近づきます。





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向こうに見える鉄橋の先はもう海。。

ゴール設定としての海ってわかりやすいし、そしてなんだか感慨深い。





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上陸。

山間部を漕ぎまわった4日間の川旅が、終わりを迎えます。。


ここで、今朝明神橋で別れたワンポールテントの方が待っていてくれました^^

コーラをいただき、祝杯(?笑)をあげます。

シュワシュワした液体が、カラダの隅々までしたしみわたる、、、





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荷物をまとめながら、ワンポールテントの方と

今回の旅のこと、川のこと、山のことなどなどをお話しし、

そして、川での再会を誓い、お互い帰路につきました。。


お別れした後はバックパックを背負い、徒歩で古座駅へ。





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その後、紀伊本線で大阪まで戻り、そこから夜行バスで東京まで。。

翌朝東京駅鍛冶橋駐車場でバスを下車し、直接会社へ向かいます。

会社近くのカプセルホテルでシャワーを浴び、そのまま出社しました。



パックラフトに乗り始めて1年半。。

いつか行きたいと思い描いていた川旅を、今回ようやく実現できました。

ひとり時間の好きな自分なのですが、

旅の途中で出会う人たちと過ごす時間はいつも素敵!


今回もそんな出会いに感謝しつつ、早く次のタビノジュンビをしたい。。



おしまいっ!









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