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SOKO-KASHIKO

写真大好き。キャンプ、自転車、旅などなど。

四尾連湖へ自転車でリアルゆるキャン△してきました。

   

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都内の紅葉も終盤戦に入った12月上旬、、

山梨県の四尾連湖(しびれこ)へ、ロードバイクでソロキャンプをしに行ってきました。

都内から中央線、身延線を輪行し鰍沢口(かじかざわぐち)駅へ。

そこから四尾連湖の湖畔までロードバイクで山登りです。















金曜日の仕事を定時で終え、帰宅後早々に仮眠。

23時に起き出して準備してあった装備を確認、明けて0:30に自宅を出発です。

今回、ロードバイクでの自走距離はとても短く、目的はあくまでキャンプ。

いつもはバイクパッキングだけど、今回荷物は全てバックパックひとつにまとめました。

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左下から右へ、

シュラフ:Western Mountaineering Versalite

テント・テントポール:montbell ステラリッジ4

焚き火台:Picogrill 398

マット:NEMO TENSOR™ INSULATED 20R

カメラ:GoPro 5、EF16-35mm F2.8L III USM、Canon EOS 5D Mark II、EF85mm F1.2L USM

左上から右へ

椅子:Helinox CHAIR ZERO

ダウンパンツ:montbell Light Alpine Down Pants

クッカー類:SOTO SOD-725T、シェラカップ、マグカップ、snow peak ヤエン クッカー、SOTO WindMaster

自宅にあった箸、スプーン、フォーク、ナイフ(OPINEL #8)、テーブル

ランタン:Goal Zero LIGHTHOUSE micro、snow peak たねほおずき

ティッシュ、冷凍保存した食材、歯ブラシとか

ヘッドライト:PETZL ACTIK CORE

ウォーターキャリー:EVERNEW 2L、1.5L

あとはタオル類や着替え、ダウンジャケット、冷凍以外の食べ物、

三脚、この写真を撮っているカメラ(RICOH GR III)等々、、


なんだかんだで合計16kgくらいで、バックパックは OSPREY の Xenith 88L。

およそロードバイクでいく装備ではないし、テントも無駄に広い4人用(笑)。

てかテントに関しては、これ以外はロングライド時に使用してる一人用のシェルターしかない。

それだとキャンプ目的の場合は狭すぎて快適じゃないかなーと思ったのでこちらにしました。










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そんな16kgを背負って深夜0:30、都内の自宅を出発。

高尾駅で始発電車に乗るために、多摩川サイクリングロード、浅川サイクリングロードを40kmほど走ります。

流石にこんなに重い装備を背負ってのロードバイクは初めてなので、時間には相当余裕をもって出発しました。










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平坦道の続くサイクリングロードでは思ったよりも重量は気にならず、

写真撮りながらのんびり走り、 2:30 頃には高尾駅前のセブンに到着。

100円セール中だったおにぎりで夜食。










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お腹も満たされたので高尾駅へ移動。

午前3時、、あたりまえなのだが駅構内への入り口は閉まってる^^;

始発は5:14。。

流石にちょっと早く到着しすぎたかな(笑)

でもま、以前真夜中のサイクリングロードでパンクしたともあるので時間には余裕を持ちました。

12月深夜の高尾駅で、輪行準備したり写真撮ったりしながらのんびり待ちます(笑)

その後、定刻通りにやってきた甲府行きの始発電車に乗り込む。

自転車を置きやすいいつもの先頭車両に乗車するのですが、この時間でも他に輪行の方がちらほら。

今週末は天気良さそうだからね!










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途中の甲府駅で身延線に乗り換え、7:23 鰍沢口駅に到着。

甲府駅で、身延線乗り換えホームが思ったより遠くて焦る(笑)

乗り継ぎ良いダイヤは素晴らしいのだが、大荷物になりがちな輪行時はいつもドキドキしてしまう。










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早朝の駅前でロードバイクを組み立て出発。

この後は10km走るだけなのだが、ルートラボで確認した後半登場する17%の斜度に正直ビビってる^^;










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出発後しばらく県道9号線を進み、やがて脇道にそれる。

写真を撮っていると、同じくロードバイクの方がやってきたので軽く挨拶。










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ここから先は交通量の少ない細い道路。

貧脚ローディーの自分的に交通量多い道は苦手なので、こーゆー道の方が好き。











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朝日が差し込むペアピンカーブをこえて

ゆるゆると標高を稼いでいく。










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時々現れる家並みがとっても素敵。










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山が深くなってきた。

静かでいいところだな。。

容赦のない勾配のため素晴らし景色のため、頻繁に自転車をとめて写真を撮る。

平坦道ではそれほど気にならなかったキャンプ装備が、ずっしりと背中にのしかかる。

背骨折れるかも、、(笑)










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それでも進むしかないので、ゆっくりとペダルを回す。

少しずつ進みいくつかカーブを越えると、色々な方の写真やブログで見た看板いっぱいゾーンが現れた(笑)











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到着だー!

看板の案内に沿って脇道に入る。










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今回お世話になる "水明荘" さんでチェックイン。

スタッフの方は親切でとても感じのいい人ばかり^^

予約してあった、テントサイト一泊、翌日のデイキャンプをお願いしました。










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一緒に薪も購入。

好きなものを選んでくださいと言われたけど、どれも結構太くて立派なものばかり。










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湖畔へ移動。

終盤の紅葉の中、こぢんまりとした四尾連湖が広がっています。

遠く対岸に見えるのが、今回宿泊するキャンプ地。










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対岸のサイトまで、荷物はボードを貸りて運びます(¥500)

ボートで荷物を運ぶキャンプなんて、楽しすぎませんか!?

一人でめっちゃテンションあがります^^










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晴れ渡った秋空の下、静かな湖面で一人ボートを漕ぎます。

さっさとサイトに向かえばいいのに、

無駄にボートで寝転んで昼寝してみたり、写真を撮ったり(笑)










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そんなこんなで、白樺の生えるキャンプサイトへ。

一応船着場のようなものもありますが、自分でボートを岸に引き上げ上陸するワイルドなシステムです(笑)










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ボートを借りずに湖畔沿いを歩いて荷物を運ぶことも可能です。

その場合は無料の一輪車を借りることが出来ます。

いずれにせよ、大荷物の場合は複数回の往復が必要かな。










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上陸後、場所を選んでテント設営。

すべてフリーサイトです。



ロードバイクは水明荘にボートを返した後、湖沿いの道を引いてきました。

つまり2往復。。

ボートを使わなければ1度で済んだんだけど、乗ってみたかったんだもん(笑)



ちなみにロードバイクの保管場所に関して、到着時に水明荘さんに質問してみたところ、

受付付近に置いておくことも可能ですし、ご希望でしたらテントの近くにお持ちくださいとの事でした。

自転車好きな自分にとっては嬉しい限り。










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林間サイトや湖畔サイトがあるのですが、

自分はB2サイトの湖面近く、白樺の元にしました。











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テントは montbell ステラリッジ 4。

いつもの自転車ひとり旅だとギリギリまで切り詰めた装備で行くので、

それに比べると今回のキャンプは自分的に超〜広々(笑)













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キャンプ時いつもはタープの張り綱にランタンや小物を引っ掛けていたのですが、

荷物を減らすため今回はタープ無し。

その代わりに木の枝などを拾ってきてスタンド的なものを作りました。楽しい!

あと、両隣のテントの方にとても親切にしてもらい楽しかった^^

おすすめキャンプ場のお話し聞いたりインスタフォローしあったり。










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サイト周りが片付いてひと段落したら、とりあえずお昼ご飯。

ベーコン焼き焼き。










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しめじも入れて、大好きなカルボナーラ作りました。

のんびりいただきます。










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食後、夕方に備えて焚き火の準備もしました。

てか、焚き火2回目の超初心者の自分に、こんな太い薪着火できるかな、、^^;

荷物軽量化のためナタとか持ってないし(刃物はOPINEL #8だけ)。

いつも通り、着火のための持ち物は新聞紙1枚とライターのみです。










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焚き火台は、畳むと薄くてめっちゃ軽量(442g)の "Picogrill 398"

自転車キャンプの場合 "軽い"= "正義"。今の所ベストかな。

とりあえず燃えやすいようにナイフで木の皮を剥ぎ着火材に。

細そうな薪も選んでおきました。










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合間にストーブでお湯を沸かして抹茶オレ。

インスタントだけど、キャンプで飲むとなんでもうまい!










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少しずつ日が落ちて行く間、湖面を眺めたり写真を撮ったり。

好きなの事をしながらノンビリ過ごす、ただただ幸せな時間^^










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夕方から夜は焚き火を楽しむ。

↑1行でさらっと書いたが、実は2回失敗し、3回目でようやく着火。

新聞紙ギリギリだし、めっちゃ焦ったのだった^^;;;










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その後、晩御飯の準備をしようとしたところお隣さんから声をかけられ、鍋とお酒をご馳走になりました^^

普段自分では飲まないようないいお酒をいただき、

キャンプの話、仕事の話、家庭の話など素敵な時間が過ぎ、夜が更けていきます。。










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お隣さんにお礼を言った後は、少しだけ星空写真を撮りに夜の散策へ。

タイミングがあまり良くなく雲が多めでしたが、それでも満足。

いつか夏の天の川を撮りに来たいな。

おやすみなさい z z z











2日目

テントを通して降り注ぐ柔らかい光で目を覚ます。

夜中にもそもそと1、2度目を覚ましたが、自分にしてはぐっすり眠れた2日めの朝。

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上下肌着でシュラフに潜り込んでいたのですが、寒くもなく快適に眠れました。

気温は測ってないけど、天気予報的には2℃となっていたので氷点下にはならなかったかな。










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今回マットは "NEMO TENSOR™ INSULATED 20R" 。

こちらも下からの冷えは全くなく、このくらいの気温なら十分通用しそうです。

氷点下になるような気温なら絶対王者(笑)の "Therm-a-Rest NEOAIR™ XTHERM™"

暖房器具無しの登山装備スタイルなので、マットは超重要アイテムです。









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シュラフは "Western Mountaineering" の "Versalite"

寒かったらダウンジャケットとダウンパンツで対応しようと思いましたが大丈夫でした。

そもそも自分暑がりだし^^;










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テントの外へ。

おはよう、朝の水明荘^^

朝の冷え込みもそこまでではない、12月にしたら暖かい朝かな。

なによりカラッとした空気でテントの結露も皆無だった。快適!










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湖畔を軽く散策。

朝の雲が取れて来て明るくなると、リフレクションも一層美しい。








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テントに戻り、朝食準備。









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超有名ブロガーさんが作っていた "あさりご飯" をまねっこ。










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米とあさり、ネギ、塩昆布を一緒にコトコト。

ご飯を炊きます。










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冷凍してきた肉は昨日の時点でとっくに自然解凍されていたけど、冬だし大丈夫でしょ。

お肉焼き焼き。










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ご飯もなかなか上手に炊けました。

自分の朝食とじゃまったく釣り合わないけど、昨晩のお酒のお礼にお隣さんとはんぶんこしました^^










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湖畔を眺めながらのんびり朝食。










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穏やかないい天気^^

食後は再び湖畔を散策です。










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こちらは林間サイト。










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湖近くから奥の方まで段々になっており良さげです。










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湖畔の小径をてくてく、水明荘方面へ。










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湖面が綺麗。

今日も続々とキャンパーさんがやって来ます^^










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写真を撮りながら散歩し、水明荘さんへ。

テラス席で、ホットチャイを注文しました。










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漫画の "ゆるキャン△" でも描かれていたこの "ホットチャイ"

スパイシーでカラダがとても温まります。。

日当たりの良いテラス席でボーーーーーーっとしてきました。

このチャイ、夏はアイスでいただけるようなので暑い時期にまた来たいですね。



そんなこんなで竜宮城のようにノンビリとした時間を過ごしましたが、

今回のキャンプもそろそろおしまい。

ゆっくりするためにデイキャンプまで取っていましたが帰りの電車の時間は決まっており、

自分のテントにもどって撤収です。










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両方のお隣さんに挨拶しバックパックに荷物をつめこむ。

帰りは湖畔の道を、自転車引いていきました。

さよなら、四尾連湖、水明荘。また今度!!










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水明荘を後にし、帰路はひたすらダウンヒル。

道も空いており快走路^^










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行きは鰍沢口駅から来ましたが、帰りは市川大門駅へ。

たいした距離じゃないけど、違う道走りたいし^^










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そんなこんなで 14:30 市川大門駅到着。

竜宮城みたいで素敵^^

輪行準備を整えて、身延線で甲府駅へ向かいます。










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甲府駅でお土産の信玄餅を買い、外国人バックパッカーの質問に流暢な日本語で応え、

予約してあった16:10の甲府始発 "かいじ118号" で立川まで輪行。










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指定席は当然一番後ろの席。

座席の後ろにロードバイク、となりの荷物スペースにバックパックを収納。

完璧です(笑)

座席後ろのスペースは、始発じゃないとすでに埋まっている場合もあるので要注意です。

日曜午後の都内へ戻る交通手段はどれも混雑するので、大きな荷物の場合は気を使います。



その後立川駅で下車し輪行解除。

多摩川サイクリングロードを自走し、無事帰宅しました。





今回のキャンプ、ロードバイクだし大荷物だし出発前は不安要素も結構あったけど、

出会った人にも恵まれ、行ってみれば今までの旅と比較してもかなり上位に入る楽しさでした。



四尾連湖自体もとても素敵で、自分的には相当気に入りました。

桜、新緑の季節にも行ってみたい^^

ただ、ちょっと不便な場所だし、サイトのトイレはなかなかワイルドなボットン便所ですが、

そのあたりも含めて魅力と考えることにしましょう(笑)




そんな四尾連湖でした。おしまい!





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この記事へのコメント
素晴らしい記事ですね!!
写真も綺麗で紅葉のサイトが美しいです。
荷物のリストも非常に参考になります!!

よしひろよしひろ
2018年12月11日 20:36
よしひろさん


コメントありがとうございます!
紅葉はかなり終盤戦でしたが、
湖畔の素敵なサイトで私もとても気に入りました。
荷物も素人選択ですが、少しでも参考になったら嬉しいです^^
lintonlinton
2018年12月11日 20:45
初めまして コウジと申します。

写真もキレイで記事も読み応えあります♩
グビ姉は いなかったみたいですね(笑
GRは流石良い写真撮れますね (*´꒳`*)
コウジ
2018年12月16日 20:52
コウジさん

はじめまして、ありがとうございます^^
グビ姉達いなかったですー(笑)
いたら焚き火の着火を手伝ってもらいたかったんですけどね!

GRは中古で買ったかなり古い型ですがなかなか使えます。
特に自転車移動時に一眼レフ取り出すのはかなりめんどいので
ほぼGRの撮影です^^;

lintonlinton
2018年12月17日 11:52
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    コメント(4)